2018-07

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網羅するパンチ

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「本音を言わない人は信じない」

そんなコト言って作品の感想の本音を引き出したりしてるわけだけど、
先制パンチ放ったくせに繰り出される特大パンチの応酬に完敗し、
「心が割れる音がした…」と、
生まれたての子馬みたいにオロオロしたりする。

というのは遥か昔に卒業しましたわけがなく、
そんなのはたった3か月前にもあって、
実際悔しくて涙がキラリ出て、とはいえ、
オブラートなんて言うオランダ語に包まず、
本音で感想を言ってくれる数少ない方々には、
ホントに信頼、感謝、謝謝、
お返しは本音。

とゆーわけで書きます今日も。

先日、お知り合いの劇団プロデュースユニット モラトリアムパンツの
稽古の見学に行って来た in 仙川。

お知り合いになったのはついつい最近で、
元々は月1制作をしていた約3年前、
斜めでクールな構造のせんがわ劇場で公演された『新羅生門』を、
SAIROが撮影させて頂いた。
とても面白く、ゲネ含めて3回も観たのに3回とも泣いた。

その舞台の主役をやっていたのが橋本さんという方で、
「とんでもなく熱い俳優がいる!すぐにオファーだ!」と意気揚々したのに、
忘れ、色んな出会いと別れと悔しさ嬉しさ繰り返し何やかんやと1000日以上が経過し、
これまたお知り合い「あいらいく(I Like) あらいいく」というキャッチコピーでお馴染の、
新鋭女優 新井郁さんが舞台に出演するって言うんで行くって言うて、
劇団を調べてみると何とも見覚えのある顔が、熱い顔が、
「あぁ、あの時の橋本さんだ!」と、
そして橋本さんが主宰するのがモラトリアムパンツという劇団だったという、
3年振りの再会、縦の糸横の糸の繋がり、はい、そんな長々なセットアップでした。

舞台は怖いと思う。
笑わせたいシーンで客席から笑いが起きない恐怖、耐えられない。
まっくろ黒介みたいにサササと観客が引いていく音、一緒にサササしたい、
そんな風に毎度毎度「心が割れる音がした」と思えば、
もう2度と元に戻らないんじゃないかと、ココロココニアラズ状態。
ただ、永遠のライバルである上田監督が去年舞台演出デビューをしたこともあり、
いつか舞台もしてみたいなーと漠然と思ってた。
思ってて「そういや舞台のコト何にも知らないや」と思った。
思って「見学者WELCOM!感想もWELCOM!」の文字を見つけ、
見学しに行ったという、
はい、回想でした。

見学した。
抜き稽古、通し稽古、見て、学んだ。
気づけば9時間経っていた。

もう何と言うか楽しいんですね、舞台を作って行く過程もそうだけど、
人の演出を見るのが。ホント勉強になる。
楽しかった。

で、「ありがとう、さようなら、ファイト!冷たい水の中を~」とはならない。
だってずっと思ってたんだもん。
「知り合いに誘われ観に行った舞台の8割は何でおもしろくないんだ!」と。
知らない。理由なんて知らない。こっちの問題じゃない。
値段が高いうえにおもしろくないのは、全然知らない人の結婚式2次会みたいに苦痛だ。

舞台の事は何にも分からない。
「でもここは観客目線で、映像の演出家目線で、
もちろん本音で言わせて頂きたい、じゃないと来た意味がなくなっちゃう!」と、
ノート4ページに渡る意見・感想・提案(ひっくるめてダメだし)を
クーリングオフ断固反対の姿勢で言わせて頂く。夜の鳥貴で、冷めた焼鳥前にして。
容赦ない本音のパンチ。
逆の立場だったら涙流してさよなら言わずに1人抜け出しゴーホームして灯りパチンと消して、
一方その頃みんなは消えた自分を必死に探し回ってる、けど知らないそんなの知らない、
ってくらいに。

なのに橋本さんはとても優しかった。
メモを取りながらちゃんと話しを聞いてくれた。
気づけば3回目のキャベツおかわりだった。

最終的には橋本さんの家に行ってハツを焼いてくれたのにも関わらず、
一口も食べないという暴挙を、
劇団員でもなんでもない、言ってしまえばただの見学者が繰り出し、
裏話や演出話や舞台とは?など、
熱い話しをしたんだけどそこは愛をもって割ります。

本音を言いきったスッキリ感と、
本番まで残り3日という緊張感の中、
気づけば夜が明ける1時間前でした。

多分きっと、僕が伝えた意見は参考になったようで、
何箇所かは取り入れてくれそうで、
そしてそのせいで、
本番はキャスト、スタッフと同じくらい緊張するんだろうな、とも思う。
「伝えた意見が当日の観客と真逆だったら…」
「闘う君の唄を闘わない奴等に笑われたら…」
あぁ責任を、感じたりもする。


そして本番、
昨日観てきたんだけど、
もうビックリするくらい客観的には観れなかったんだけど、
稽古に比べ随分面白くなっていたんじゃないかと思う。
演出と役者さんのクオリティがグッと上がっていて、
何の為の何を伝えるシーンかというメリハリがちゃんと伝わって、
良かったと思う。

31日まで渋谷でやってます。
連日満員電車(打ち間違えてない)で追加公演も決まったみたいです。
詳細はコチラ⇒http://www.morapan.com/

観て頂いたみな様、
どうか僕にも感想を教えて欲しいです。
もちろん本音で。



舞台演技は大げさと良く言われます。

今回客席数30席の小さい空間、
なおかつ360度観客がいる空間、
こういう場合、
いつもの舞台演技をするべきか?
映像演技でやった方が良いのか?
役者と観客の距離が近い。
ならば映画には出来ない匂いの演出もアリなのか?
人が演じる犬が出てくる。
リアリティはどこまで追求するのか?
などなど、全然まだ分からないとこだらけなので、
もっと舞台を観なくちゃなと思うわけです。
ホント、大人計画とキャラメルボックスしかちゃんと観てないという、
笑いか泣きか、しかないではないか。
ダメですね、広く吸収しないと。
当たり前のことを当たり前に思う。



えと、お知り合いなんで書いちゃおうと思うけど、
「あいらいく(I Like) あらいいく」というキャッチコピーでお馴染の、
マルチな才能持参する女優 新井郁さんが言ってしまえばアイドル役で登場する。

アイドルは完璧でないといけない。
本人が許しても周りが許さない。と思うんだけど、
靴にどうしても違和感があって、どうしても気になってしまった。
「靴なんて誰も見てないよ」と思うけど、
「靴を見ている人もいる」とも思う。
靴以外だってそう。
もしも1つでもアイドルらしくないところがあれば、
それはアイドルを演じている役者であって。。

当然これは映画にも言えることで、
「観客が感じる細かな違和感までは到底分からないけど、観客をナメちゃあいけない」と、
逆に自分が気付かされたようで、
もっともっと脚本、演出、その他もろもろ見えない映らないところでもetc...
技術を高めねば!
と思ったのでした。


さてそろそろまとめたい。
何たってこれだけ書くのに5日もかかってる。

劇団プロデュースユニット モラトリアムパンツには今後も注目だ。
正直、モラトリアムパンツの言葉の意味は知らない。
みんなはモラパンって呼んでいる。
だから日本語としてはおかしいけど『網羅するパンチ』を略して
モラパンだとばかり思ってた。

でも絶対面白いことをやってくれると思う。
いや、面白いことしかやってくれないと思う。


そして舞台の演出もしてみたい!
早く映画も撮りたい!

と長々書くことによって、
パンチ(本音の意見)待ち。
僕にもどんどんパンチ下さい。

パンチ、
網羅します。

そのうえでその上をいきます。

ぐらいの勢いで。
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プロフィール

耳井啓明

Author:耳井啓明
(Hiroaki Mimii)
1984年鳥取県生まれ。
名古屋ビジュアルアーツにて
映画制作を学ぶ。
2004年東京に上京し
映画団体SAIROを結成。
映画・小説・写真と、
幅広く活動中。

詳しいプロフィール、
WORKSは、
下のカテゴリから。

SAIROのHPにて
月1作品配信中。

SAIRO公式HP
http://sairo.jp/

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